自律神経失調症でお悩みのあなたへ
「なんとなくつらい毎日」から抜け出すために、鍼灸で心と体をやさしく整えませんか?
- 最近よく眠れない
- 体がだるくてやる気が出ない
- 頭が重い、めまいがする
- 不安感やイライラがつづく
病院では「異常なし」と言われたけれど、毎日がしんどい——
それは、自律神経のバランスが崩れているサインかもしれません。

鍼灸は、そんな「自律神経の乱れ」からくる不調にやさしくアプローチできる伝統的な方法です。
病院勤務時代、自律神経失調症患者を担当 患者の6割は異常なし
10年間、病院の東洋医学・リハビリ科で自律神経失調患者の方へ鍼治療を行ってきました。
多い症状は、全身倦怠感、頭痛、動悸、胃痛。検査してもどこも異常はありません。
痛み止めや安定剤を他の病院で処方されるが、気休め程度。自律神経失調を整える薬はありません。
そのため、「東洋医学で治るかもしれない」と思い、私が勤務していた病院に他の病院から移って来られる方が多く、様々な症状の方へ鍼灸を行いました。
自律神経とは?
私たちの体を24時間見守る「調整役」
自律神経は、呼吸・消化・血圧・体温調整など、無意識のうちに体をコントロールしてくれている神経です。
「交感神経(活動モード)」と「副交感神経(休息モード)」がバランスよく働くことで、私たちは健康を保っています。
しかし、ストレス、睡眠不足、生活リズムの乱れなどにより、このバランスが崩れてしまうと、「自律神経失調症」と呼ばれるさまざまな不調が現れます。
自律神経失調症の主な症状
- 頭痛、頭重感、めまい、ふらつき
- 動悸、息切れ、喉の詰まり
- 食欲不振、胃腸の不調(下痢・便秘)
- 不眠、中途覚醒、朝の疲労感
- 肩こり、背中のはり、耳鳴り
- イライラ、不安感、落ち込み、集中力の低下
- 手足の冷え・ほてり、のぼせ など
こうした症状は複数同時に現れることも多く、特に女性に多くみられる傾向があります。

鍼灸が自律神経に効く理由
「整える力」を引き出す自然な方法
鍼灸は、ツボ(経穴)や経絡を通じて、体の「気・血・水」の流れを整え、自律神経のバランスを回復させます。資料にもある通り、鍼刺激により副交感神経が優位になり、ストレス状態の体を深いリラックスへと導きます。
鍼灸によって期待できる効果:
- 交感神経と副交感神経のバランスを調整
鍼刺激が自律神経中枢(視床下部など)に働き、バランスを整えます。 - 脳のストレス反応を鎮める
鍼灸刺激により視床下部–下垂体–副腎系(HPA系)の過剰反応を抑えることで、ストレスによる不調を緩和します。 - セロトニンやエンドルフィンの分泌
心の安定を促すホルモン分泌を促進し、不安や気分の落ち込みにも作用します。 - 血流改善、筋緊張の緩和
首・肩・背中のこわばりを和らげ、全身の循環をよくします。
頭への鍼(頭皮鍼)の効果
脳の働きに直接アプローチ
頭部には「百会」「前頂」「頭維」など、自律神経と関係の深いツボが多く存在します。
特に、自律神経の中枢である脳の血流改善や過敏になった神経系のクールダウンを目的に、頭皮への鍼は非常に効果的です。
- 脳の興奮を鎮め、睡眠の質を向上
- 頭痛、頭重感、集中力の低下に
- 精神的な不安・焦燥感の軽減
頭への鍼は、リラックス感が深まりやすく、施術中にそのまま眠ってしまう方も多くいらっしゃいます。

講演実績と業界専門誌・新聞掲載実績
鍼灸大学・鍼灸専門学校にて講演・実技担当



『医道の日本誌』に論文掲載・取材掲載



実績・活動
【講演活動】
2015年 関西医療大学にて『「関節リウマチに対する鍼灸治療~メカニズムとエビデンス』講演
(東京大学医学付属病院リハビリテーション部鍼灸部門主任の粕谷先生と合同)
2015年 明治東洋医学院にて『薬を否定せずに行うリウマチ鍼灸』講演
2017年 平成医療学園にて現場力ステップセミナー主催 『関節リウマチ臨床鍼灸』講演
2017年 (一社)日本生殖鍼灸標準化機関(JISRAM)にて『リウマチについて』講
2021年大阪医療技術学園 痛みの鍼灸 授業・実技を担当
2014年~ 一般向け講座『痛み・リウマチ克服セミナー』主催
【掲載】
2015年 医道の日本誌 専門鍼灸記事 掲載
2015年 明治東洋医学院 入学パンフレット 活躍するOB 取材
2016年 医道の日本誌4月号『関節リウマチ鍼灸』論文掲載
当院の自律神経ケアの施術内容
- やさしい鍼
細くやわらかな鍼で、自律神経に関係するツボ(百会、神門、太衝、内関など)を穏やかに刺激します。 - 頭皮鍼で脳をクールダウン
頭のツボに鍼を打つことで、脳の緊張を和らげ、自律神経の調整を促します。 - 東洋医学による体質診断と全身治療
脈や舌、お腹を診て、あなたに合ったオーダーメイドの施術をご提案します。
「不調を我慢する日々」から、一歩ぬけ出してみませんか?
「つらいけれど、どうしたらいいかわからない」
そんな方にこそ、鍼灸を受けていただきたいのです。
私たちは、体と心の声をじっくり聞きながら、あなたにとって最適なケアをご提供します。
まずは一度、ご相談くださいね。