東洋医学・鍼灸治療ですべてが治るわけではありません。
氣よし鍼灸院では、さまざまな痛みに対し鍼治療を行ってはおりますが、“どんな病気や症状、難病でも鍼治療、東洋医学で治せる”と書いてあるホームページを時々目にすることがあります。
しかし、すべての病気や症状に東洋医学や鍼灸治療が有効ではありません。
これは、西洋医学でも同じです。すべてを薬や手術だけの治療で治すというのも無理があります。東洋医学・鍼灸治療は魔法ではありませんし、西洋医学的治療がすべの疾患に有効というわけでもありません。
病院での診断、検査結果も確認して、鍼灸を行います
西洋医学の診断、検査結果も重視します。
時々、西洋医学での診断や検査結果を否定する鍼灸師がおられます。私は約10年間、病院で東洋医学・リハビリ部門で働いていた経験があります。
西洋医学の診断は、数値化や客観的判断にはで非常に便利なものです。病院での血液検査などの検査結果も参考にしながら鍼灸治療をおこないます。
病院から出された薬を飲むな、と患者さんにいう鍼灸の先生が時々おられます。信じて、止めてしまった結果、症状が悪化して寝たきりになった方がおられました。
薬を全否定する鍼灸師が時々いますが
薬は使い方です、薬はできるだけ飲まないようにした方がいいですが、症状やは病の活発な時はには必要なものもあります。当院では、このような偏ったアドバイスはしません。
当院では、西洋医学での診断、理論も考えながら、鍼灸治療を行っていきます。
医学には、守備範囲があります。薬よりも東洋医学のほうが治療効果が高い症状や状態がありますし、ヘルニアや脊柱管狭窄症でも手術をしなくて、鍼灸治療で治るものもあります。
西洋医学が必要な時には、病院に行くようにアドバイスします。
偏らず、統合的な治療をしていきましょう。
