不妊鍼灸

最新の不妊鍼灸の論文、治療を取り入れた鍼灸院です。

鍼灸の分野は、昔ながらの考えに基づいた治療を行っていると考える方は多いのではないでしょうか?

鍼灸の分野はこの10年間、科学的な研究が進み多くの論文が発表されました。

当院はできるだけ短い期間で妊娠できることを目指しており、より効果的な最新の不妊鍼灸の研究結果のやり方を採用しています。

目指すものによって鍼灸のやり方は違います。体外受精の採卵に向けての鍼灸、卵子の質の向上をめざす育卵鍼灸、受精卵の移植に向けては着床鍼灸など、その時に応じた手法・手順で施術を行います。

鍼灸だけにこだわらず、低出力レーザーと併用して不妊に取り組んでいます。

他の鍼灸院から移って来られる方が多い

ここ数年で不妊治療を行う鍼灸院は増加したため、どの鍼灸院に行けばよいか分からないという話をよく聞きます。

そのため施術費が高額な鍼灸院は、より効果的な施術を行っていると考え通院し、そこで、素人には理解しにくい東洋哲学の話を説明をされ、子宮や卵巣に医学的に関係がないポイントに鍼を2~3本して終わり、という治療を受けていた方もおれられました。

気を整えるだけの治療、使用する鍼が2,3本で効果あるの?

鍼灸治療には、大きく分けて『東洋哲学に基づいた古典鍼灸治療』と『現代医学に基づいた現代鍼灸治療』の2種類あります。

私は古典的な東洋医学を否定する気はありませんが、2~3本手足に鍼をするだけという治療が不妊に効果があるとは考えておりません。

不妊でお悩みの方は、時間もお金も限られています。そのため、より根拠がある鍼治療を提供するべきだと考えております。

ここ10年の間に鍼灸治療の研究が進み、不妊に鍼灸治療が効果があるという研究報告が多数でてきました。このような科学的な研究に基づいた治療方法は積極的に活用するべきだと考えております。

他の鍼灸院の低出力レーザー治療との違い

いくら低出力レーザーが不妊症に効果があるといっても、効果的なポイントに効果的なやり方で照射しなければ、意味がありません。

ただしいポイントに、ただしいやり方でレーザーを照射しなければ効果を出すことはできません。

低出力レーザーには高額な治療費を頂いておりません。
ただでさえ、不妊治療はお金がかかるものです。

その妨げにならないように、費用を抑えおります。当院では鍼灸治療費にプラス500円で行っております。

(低出力レーザーのみの治療は効果が低いと考えているため受け付けておりません)

低出力レーザーに質問等がある方は、ご遠慮なくどうぞ。

鍼治療とスーパーライザー(レーザー治療)との併用でより大きな効果

当院の不妊治療で使用されてるレーザー治療器は、スーパーライザーとよばれる低出力レーザーです。照射されてもまったく痛みがなく、体に傷をつけることはありません。 整形外科やペインクリニックによく導入されており、痛みを中心とした症状に使われることの多い治療機器ですが、近年では不妊治療を行う高度生殖医療の専門医療機関、及び不妊鍼灸治療を専門とする院にも導入が進んでいる機器です。

不妊治療におけるスーパーライザーの治療効果としては、星状神経節へレーザー照射することにより交感神経系の興奮を抑えたり、脳下垂体より分泌されるFSH(卵胞刺激ホルモン)やLH(黄体形成ホルモン)等のホルモン分泌バランスを整えることが期待されています。

レーザーは、どこに当てるの?

レーザーを照射する位置は、星状神経節という部分で首の横(頸椎の7番目あたり)に10分間レーザーを照射し、それが終われば、時期に応じて、子宮内膜、卵巣に関係するポイントにレーザー照射をして血流をよくします。

周期によるレーザーの目的と期待できる効果

*鍼治療との併用になります
・タイミング法・人工授精

星状神経節照射と、卵巣動静脈や卵巣周辺への照射することで、
卵巣への血液循環が改善するのでホルモン分泌が安定します。
・採卵周期(体外受精)
星状神経節照射と、卵巣動静脈や卵巣周辺に照射し
卵巣への血液循環が改善するのでホルモン分泌が安定します。
卵子の成長を促したり卵質が向上が期待されます。
・移植周期(体外受精)
星状神経節照射と、子宮底部照射で子宮動静脈れの改善と下腹部の内腸骨動静脈の流れが改善されるため子宮への新しい血管が増えてきます。
子宮の血流が改善することで、子宮内膜の厚さが増して胚移植時に着床しやすい状態になります。