にんじんリンゴジュースとかショウガ紅茶とか。やってみて思ったこと

15年前になると思います。当時は、病気をよくするには食事も重要だと考え、自然療法系の勉強会に参加していました。その手の本も大量に読み、実践していました。

 朝は、ニンジンリンゴジュースやショウガ紅茶。

にんじんりんごジュースのみです 食べてはいけません

 よくある間違いは、ニンジンリンゴジュースを飲んでパンを食べたりしている方がおられますが、パンやご飯は食べてはいけません。

 ショウガ紅茶とニンジンリンゴジュースだけです。

 色々本を読みましたが、朝ご飯は食べないという健康法がほとんど。朝は排泄の時間であり食べてはいけないと書かれていましたので、とりあえずは、書かれていたとうり実践していました。

よくある質問として、「朝ご飯は毎朝食べないと集中力が落ちるといいますが?」という質問もありますが、もし集中力を高めたければ、消化に時間がかかる固形物は食べない方がいいと思います。

 固形物を食べるより吸収がはやい『あめ玉』を食べた方が20分で体に吸収され、脳の栄養になりますから。ご飯やお米は胃腸に負担がかからない方が体にはよいと思います。

 その他、朝も昼も果物だけ食べるというものも行いました。これはナチュナルハイジーンという健康法。

 病院で働いていた時でしたが、昼ご飯は近所のスーパーにバナナだとかリンゴを買いに行き、昼ご飯として食べていました。

 色々試してみて自分に合っていたのは、ニンジンリンゴジュースです。これはジューサーで作ります。

 ミキサーではなくジューサーで作ります。なぜミキサーはダメなのかは、果物のカスがいらないためです。絞りカスがあれば胃腸の消化吸収の妨げになるためです。

当時はこいうう本も読みました。

私が持っているものは、2003年版ですが、一時絶版で8000円とAmazonで高値がついていましたがまた、今は通常価格で再販されています。

この本に詳しく、ニンジンリンゴジュースのことが書かれていますが、1つ書かれていないことも・・・

それは、尿を飲むことです。

ニンジンリンゴジュースの元ネタは、ゲルソン療法です。ゲルソンといえば、朝に尿を飲むことです。

さすがに、日本ではここは書かれていませんね。

興味がある方は調べてみてはいかがでしょうか?

 こんな感じで当時は実験もかねて、様々な食事法をやってみましたが、今は朝はパンも食べるしご飯も食べるし、ジュースだけ果物だけと、バラバラです。

 体の状態に合わせて、無理せずやっています。


食事だけでは病は治らない


時々薬を止めて、食事療法やサプリメントだけで治そうとする方がおられます。また、そのようなことで治ると煽る人も存在します。

 食事やサプリメントは重要だと考えていますが、それだけではよくなることはありません。健康でいるために必要なものですが、病気になってしまえば薬は必要です。

 私自身、昼ご飯にマクロビ弁当を食べたり、サプリも気をつけて飲んでいる方だと思いますが、これだけでよくなるとは考えていません。健康でいるための1つだと考えています。

 薬で症状を止めれば、自然治癒能力で治そうとする方向に体は向かっていきます。その状態になれば、薬が効きやすい状態も保てるため、たくさん薬を飲む必要はありません。

 私の鍼灸院に来られる患者さんに、この話をすると、「化粧品と同じですね。いい化粧品は日々のお手入れがなければ効果はでません。何もしない状態で使用すると逆によくない場合もありますから」

なるほど。女性らしいたとえですね。お肌の日々のケアがないのに、天然成分の化粧品や高価な化粧品を使っても、下地がよくなければ効果はありませんね。

 サプリメントや食事も同じもの、薬を効きやすくするものであり、健康で生活できるための予防の方法であって、病気を治すものでありません。

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