現代医学 鍼灸治療を学ぶ

最近、現代医学的鍼灸治療を勉強している

鍼灸師以外の一般の方には意味が分からないと思いますが、

鍼灸治療には大きく分けて、古典的鍼灸治療と現代医学的な治療の、

2っの治療のやり方があります。

古典とは、「難経」「素門・霊枢」などの考えを取り入れた治療と、

筋肉や支配神経などの神経生理学の考えた現代医学的な治療があります。

学生時代は中医学や経絡治療に興味がありましたが、

最近は、もっぱら勉強しているのは現代代医学的なアプローチです。

やはり、学ぶ側としたら再現性があるのがいいですね。

「鍼灸といえば、古典だろ!!」

と怒りだす鍼灸師もいると思うけど、

別に古典を馬鹿にしていませんから。

僕の場合、病で苦しんでいる方、困っている方を鍼灸治療で治すのが目的なので、

治療のやり方のこだわりは、特にありません。

ベースにしているやり方はありますが。

リウマチやパーキンソン病や癌の緩和ケア、突発性難聴の治療には、

心理学の知識が必要と思ったので、日本メンタルヘルス協会で心理学を学び

公認心理カウンセラーの資格を取得したし、

治療に来て頂いている方に、健康の情報などをより分かりやすく伝えるために、

松岡正剛氏の主宰する編集工学も学んできました。

変なこだわりはないですね。

薬や西洋医学を敵視する鍼灸師もいるかもしれないけど、

僕は必要だと思っている。

何回も、何回もいいますが、治療には幅を持つことが大切です。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

学生時代から京都、大阪の鍼灸整骨院にて4年間修行。
医療法人孝至会みのりクリニック内の東洋医学・リハビリ科にて10年間勤務。医師と協力して延べ3万人に鍼灸施術を行う。
主任を経て大阪府江坂駅前にて鍼灸治療院を開院。

【資格】
・国家資格 (はり師・きゅう師)
・「機能再生士」認定
・日本メンタルヘルス協会
認定基礎心理カウンセラー取得
・日本メンタルヘルス協会
公認心理カウンセラー資格取得

【所属団体】
・一般社団法人 全国鍼灸マッサージ協会 会員

【講演活動】

2015年 関西医療大学にて『「関節リウマチに対する鍼灸治療~メカニズムとエビデンス』講演 
(東京大学医学付属病院リハビリテーション部鍼灸部門主任の粕谷先生と合同)
2015年 明治東洋医学院にて『薬を否定せずに行うリウマチ鍼灸』講演
2017年 平成医療学園にて現場力ステップセミナー主催 『関節リウマチ臨床鍼灸』講演
2017年 (一社)日本生殖鍼灸標準化機関(JISRAM)にて『リウマチについて』講義2021年大阪医療技術学園 痛みの鍼灸 授業・実技を担当

2014年~ 一般向け講座『痛み・リウマチ克服セミナー』主催

【掲載】
2015年 医道の日本誌 専門鍼灸記事 掲載
2015年 明治東洋医学院 入学パンフレット 活躍するOB 取材
2016年 医道の日本誌4月号『関節リウマチ鍼灸』論文掲載