■ 腰痛 脊柱管狭窄症 ヘルニアで牽引(けんいん)は本当に効果があるの?
腰痛持ちの方によく質問されるのが、
「牽引は効きますか?」
私の知り合いの整形外科の医師に聞いた話では、
この医師が学生の時にすでに牽引はあったとのことです。
と、いうことは・・・・
この医師は50代後半、
つまり30年以上前からある腰痛治療になります。
西洋医学は30年の間に、とても進歩しています。
MRIなどなど。
牽引は30年前から、まったく進歩していません。
では効果があって、現在も残っているのか?
効果は期待できません。
ただしプラセボ効果は期待できます。
この医師も話していましたが、
腰に20キロ~30キロの力を加えて引っ張るのは、
そもそも荒い治療になります。
こんなことが腰にいいわけはありません。
そうそう、
けっこう多いのが、これで腰の骨が動くと思っている方が多いことです。
牽引では腰の骨は動きません。
腰の手術ををする時に医師は、
色々な道具を使ってやっと骨を動かせられるわけです。
牽引で骨が動いたら大変なことになります。
ではなぜ、今でも牽引は残っているのでしょうか?
保険で請求をかけれるからです。
保険点数が取れるだけの話です。
そして、腰の筋肉の筋緊張も少しとれるので、一時的に楽なだけです。
私は究極のプラセボマシーンと思うのですが・・・・・・