線維筋痛症 原因不明の痛み

今回は線維筋痛症の話。

 

最近は、雑誌やテレビ、新聞でも取り上げられることも多くなりましたが、

 

まだまだ、世間では知らない方も多いのが線維筋痛症。

 

線維筋痛症とは明らかな原因がないのにもかかわらず、

 

全身の筋肉の痛み(こわばり、だるさ)がでる疾患です。
痛み以外の症状としては、不眠、過敏性の腸炎、片頭痛、疲労感、などが現れてます。
また、天候や精神的ストレスなどで、大きく変化するのも特徴。
医療機関では難治性の痛みや心因性疼痛患者として扱われることも多い。
(症状)
痛み、疲労感、倦怠感、関節痛、朝のこわばり、シビレ、不安、頭痛、顎関節痛、
ドライアイ、ドライマウス、胃腸障害、など推定、200万人との算出
男女差は1:4.8 圧倒的に女性が多い。

 

 

リウマチ専門医の認知度は31.7%

 

 

住民の認知度は2.1%と非常に低い。
医者も一般の方も知らない方が多いのが現状の病気です。
線維筋痛症はステージ2、3の段階になると日常生活が困難となるために、病院などを受診し、診断名がつけられますが、患者数で多いのがステージ1。
この場合、普通にリウマチの痛みが強いとされて、かたずけられているケースも多い。
リウマチの方でCRPがさほど高くないのに、強い痛みを訴える方、
CRPが正常値RF、MMP-3も正常値、CCP抗体が高いだけの状態で強い痛みを訴えている方。
こういう方がいれば線維筋痛症を疑うべきです。
しかし、リウマチ専門医の多くは知らないのが現状です。
基本的に多くの医者は自分の専門以外のことを知りませんし、医学部でも慢性痛、痛み学を学んでいませんので仕方がないことかもしれません。
私は線維筋痛症には、社会的環境面や歩んできた人生、心理状態が、関係していると考えています。
痛みを考える時には、患者さんの環境なども考えないといけません。
社会的環境、仕事のでの立場、環境、人間関係、夫婦の関係、親子関係、大切な家族との死別、老いへの恐怖、介護問題、子供の教育、トラウマ、性格、心理状況などなど。
これらすべて、線維筋痛症の原因となり、また、リウマチの状態に影響します。
これらを否定するほうがおかしいです。
単純にイライラすると、痛みがでますからね。

 

 

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この記事を書いた人

学生時代から京都、大阪の鍼灸整骨院にて4年間修行。
医療法人孝至会みのりクリニック内の東洋医学・リハビリ科にて10年間勤務。医師と協力して延べ3万人に鍼灸施術を行う。
主任を経て大阪府江坂駅前にて鍼灸治療院を開院。

【資格】
・国家資格 (はり師・きゅう師)
・「機能再生士」認定
・日本メンタルヘルス協会
認定基礎心理カウンセラー取得
・日本メンタルヘルス協会
公認心理カウンセラー資格取得

【所属団体】
・一般社団法人 全国鍼灸マッサージ協会 会員

【講演活動】

2015年 関西医療大学にて『「関節リウマチに対する鍼灸治療~メカニズムとエビデンス』講演 
(東京大学医学付属病院リハビリテーション部鍼灸部門主任の粕谷先生と合同)
2015年 明治東洋医学院にて『薬を否定せずに行うリウマチ鍼灸』講演
2017年 平成医療学園にて現場力ステップセミナー主催 『関節リウマチ臨床鍼灸』講演
2017年 (一社)日本生殖鍼灸標準化機関(JISRAM)にて『リウマチについて』講義2021年大阪医療技術学園 痛みの鍼灸 授業・実技を担当

2014年~ 一般向け講座『痛み・リウマチ克服セミナー』主催

【掲載】
2015年 医道の日本誌 専門鍼灸記事 掲載
2015年 明治東洋医学院 入学パンフレット 活躍するOB 取材
2016年 医道の日本誌4月号『関節リウマチ鍼灸』論文掲載