腰痛 ヘルニア 脊柱管狭窄症に牽引(けんいん)は効果あるのか

 

■ 腰痛 脊柱管狭窄症 ヘルニアで牽引(けんいん)は本当に効果があるの?

 

 

腰痛持ちの方によく質問されるのが、

 

「牽引は効きますか?」

 

私の知り合いの整形外科の医師に聞いた話では、

この医師が学生の時にすでに牽引はあったとのことです。

 

と、いうことは・・・・

 

この医師は50代後半、

つまり30年以上前からある腰痛治療になります。

 

西洋医学は30年の間に、とても進歩しています。

MRIなどなど。

 

牽引は30年前から、まったく進歩していません。

 

では効果があって、現在も残っているのか?

効果は期待できません。

 

ただしプラセボ効果は期待できます。

 

この医師も話していましたが、

腰に20キロ~30キロの力を加えて引っ張るのは、

そもそも荒い治療になります。

 

こんなことが腰にいいわけはありません。

 

そうそう、

 

けっこう多いのが、これで腰の骨が動くと思っている方が多いことです。

 

牽引では腰の骨は動きません。

 

腰の手術ををする時に医師は、

色々な道具を使ってやっと骨を動かせられるわけです。

牽引で骨が動いたら大変なことになります。

 

ではなぜ、今でも牽引は残っているのでしょうか?

保険で請求をかけれるからです。

 

保険点数が取れるだけの話です。

そして、腰の筋肉の筋緊張も少しとれるので、一時的に楽なだけです。

私は究極のプラセボマシーンと思うのですが・・・・・・

 

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この記事を書いた人

学生時代から京都、大阪の鍼灸整骨院にて4年間修行。
医療法人孝至会みのりクリニック内の東洋医学・リハビリ科にて10年間勤務。医師と協力して延べ3万人に鍼灸施術を行う。
主任を経て大阪府江坂駅前にて鍼灸治療院を開院。

【資格】
・国家資格 (はり師・きゅう師)
・「機能再生士」認定
・日本メンタルヘルス協会
認定基礎心理カウンセラー取得
・日本メンタルヘルス協会
公認心理カウンセラー資格取得

【所属団体】
・一般社団法人 全国鍼灸マッサージ協会 会員

【講演活動】

2015年 関西医療大学にて『「関節リウマチに対する鍼灸治療~メカニズムとエビデンス』講演 
(東京大学医学付属病院リハビリテーション部鍼灸部門主任の粕谷先生と合同)
2015年 明治東洋医学院にて『薬を否定せずに行うリウマチ鍼灸』講演
2017年 平成医療学園にて現場力ステップセミナー主催 『関節リウマチ臨床鍼灸』講演
2017年 (一社)日本生殖鍼灸標準化機関(JISRAM)にて『リウマチについて』講義2021年大阪医療技術学園 痛みの鍼灸 授業・実技を担当

2014年~ 一般向け講座『痛み・リウマチ克服セミナー』主催

【掲載】
2015年 医道の日本誌 専門鍼灸記事 掲載
2015年 明治東洋医学院 入学パンフレット 活躍するOB 取材
2016年 医道の日本誌4月号『関節リウマチ鍼灸』論文掲載