不妊鍼灸 商業主義に疑問

年末はの1か月間は、日曜日はすべて鍼灸治療のセミナーに参加していました。

その参加したセミナーの1つが、不妊鍼灸ネットワークの副代表でもあり、

福島県で鍼灸院をされている三瓶先生のセミナーでした。

 

今回は、来年の3月に京都で開催される、

不妊鍼灸ネットワークのセミナーに参加するにあたっての事前学習でもあります。

 

この不妊鍼灸ネットワーク、本当にレベルの高い団体です。

 

不妊鍼灸の分野は、最近流行りですがあいまいなデーターで治療をしている院もあります。

そんな中、妊娠するのに必要な鍼治療のやり方を研究し追求している団体です。

会員の先生たちも、みな勉強熱心な先生の方が多いです。

 

 

■ 不妊鍼灸 商業主義的、高額治療の蔓延

 

 

最近、不妊治療の受ける方が増えてきたため、

西洋医学でもなかなか妊娠にいたらない方の中には、

東洋医学・鍼灸治療を受ける方が増えてきました。

 

こういう世の中の流れから、「不妊鍼灸」を行う鍼灸院も増えてきましたが、

中には鍼灸免許を取得してまだ、3年、5年しか経っていないのにも関わらず、

過剰な宣伝やマーケティングを使い、大きく宣伝している鍼灸院もあります。

 

また、鍼灸学校に行っても鍼灸院や鍼灸整骨院で何の修行もせず、

鍼灸免許取得後、すぐに開業している人もいます。

 

私は、この業界に20年いますが、この現象がまったく信じられません。

私が学生の頃など、どこかの院で丁稚奉公です。

最初は、玄関の患者さん靴並べ。

朝は誰よりも1番に行き、掃除と準備です。

 

何も知識もキャリアもないということは、そういうとこからスタートになります。

 

技術も手取り足取り教えてはくれません。

見ながら学び、少し時間がある時に色々と教えてくれる程度です。

 

当時は、嫌でしたがその後、鍼灸免許を取得して、

この当時、先輩先生たちが言っていたことが理解できました。

キャリアを積んで初めて理解できる世界というものがあるのです。

 

鍼灸整骨院で修行し、その後は、医療法人系の病院で約10年間働きました。

東洋医学・リハビリ室の主任にもなり、色々な疾患への鍼灸治療をする上で、

丁稚の経験という下地は、よかったと思います。

 

 

■ 不妊鍼灸、鍼灸師が誤解されてしまう

 

 

あまりにも、目に余る状況がこの不妊鍼灸治療です。

妊娠できずに、身も心もズタズタになっている方ためには、

鍼灸免許取得後のある程度の年数と経験、知識は必要になります。

 

鍼灸免許取得後、3年ぐらい経つとある程度の治療ができるようになります。

自分が何でも治せるという錯覚をしてしまいます。

 

しかし、2業界に入り20年経ちましたが、まだまだ分からないことだらけです。

勉強すればするほど、分からないことが増えてきます。

 

当時の自分は「無知」だったと今では思います。

死ぬまで勉強です。

 

youtubeにある不妊鍼灸ネットワークの会長の中村先生の講演です。

私は、この団体を支持します。

鍼灸業界を正しい方向に持っていかないといけませんね。

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この記事を書いた人

学生時代から京都、大阪の鍼灸整骨院にて4年間修行。
医療法人孝至会みのりクリニック内の東洋医学・リハビリ科にて10年間勤務。医師と協力して延べ3万人に鍼灸施術を行う。
主任を経て大阪府江坂駅前にて鍼灸治療院を開院。

【資格】
・国家資格 (はり師・きゅう師)
・「機能再生士」認定
・日本メンタルヘルス協会
認定基礎心理カウンセラー取得
・日本メンタルヘルス協会
公認心理カウンセラー資格取得

【所属団体】
・一般社団法人 全国鍼灸マッサージ協会 会員

【講演活動】

2015年 関西医療大学にて『「関節リウマチに対する鍼灸治療~メカニズムとエビデンス』講演 
(東京大学医学付属病院リハビリテーション部鍼灸部門主任の粕谷先生と合同)
2015年 明治東洋医学院にて『薬を否定せずに行うリウマチ鍼灸』講演
2017年 平成医療学園にて現場力ステップセミナー主催 『関節リウマチ臨床鍼灸』講演
2017年 (一社)日本生殖鍼灸標準化機関(JISRAM)にて『リウマチについて』講義2021年大阪医療技術学園 痛みの鍼灸 授業・実技を担当

2014年~ 一般向け講座『痛み・リウマチ克服セミナー』主催

【掲載】
2015年 医道の日本誌 専門鍼灸記事 掲載
2015年 明治東洋医学院 入学パンフレット 活躍するOB 取材
2016年 医道の日本誌4月号『関節リウマチ鍼灸』論文掲載