医者で自然療法に偏りすぎた医師のもとで
治療を受けていた方が時々来院されます。
当然、医者なので薬を出していましたが
西洋医学に限界を感じて
自然療法、サプリメント信仰者になった医者です。
ポリーシー持って治療をしているのは
別にかまわないのだけど、
「!?」
と思うことも時々あります。
薬の処方なら医師の専門だし、
法律的に言えない立場ですが、
自然療法なんで、言わしてもらってもいいでしょう。
末期の癌やリウマチで変形してきているのに、
高額なサプリだけを渡し、
痛みに耐えさすのはどうなんでしょうか?
痛みが続くと、交感神経が緊張状態になり血流も悪くなる、
つまり自然治癒能力は下がります。
「ずっとじっとしていろ」「動くな」
「動くと腫れる」とアドバイスしている医者。
この動くなは、何ヶ月も、3ヶ月、6ヶ月ということです。
こんなことしていたら、日常生活はおくれませんよ。
これってどうなんでしょうね?
これで治ればいいのだけど、
実際はMMP-3の数値は100以上あるし、
CRPも高い状態。
こういう方が時々来院される。
治療の考え方は色々あるんだけど、こんな生活していたら、
リウマチの場合、関節も固くなるし、
筋肉も低下する、代謝も落ちます。
ますます、自然治癒能力が下がります。
これじゃ、意味ない!!
このような医師も西洋医学、薬に限界を感じ、
極端な考えに走ったと思うのだけど、
「無茶やで」
と関西弁で突っ込みを入れたくなります。
自然治癒能力がすべてではない。
薬がすべでないし、漢方がすべてでない。
もちろん、鍼灸がすべてでない。
日本では色々なな治療の選択ができます。
症状によっては、薬も使いながら治療したほうがいい場合もあります。
統合的な視点での治療。
統合医療をするべきです。
医師が言えば、妙に説得力がありますが、
あまり極端なことをいう医師は、
考えたほうがいいですよ。
医者が言うこと = 正しいこと
とは限りませんよ。
偏った意見は聞かないように。