最近は、お灸関係の本が多く出版されています。
鍼灸師の私としては、うれしいことです。
特に女性にはおススメです。
お灸は、熱を使ってツボを刺激します。
特に女性は冷え症や冷えが原因となって起きる病気も多いので、
身体の冷えのツボに熱を届けることができるお灸は、
女性の身体に合っていいます。
お灸を続けていると、だんだんと、冷えにくい身体になり体質も変わってきます。
免疫力や代謝が上がります。
薬を服用されている方は、お灸をすることで、薬が効くために必要な免疫力が維持できます。
薬は、そもそも最低限の免疫力・自然治癒能力がなければ、
薬の効果を維持することはできません。
特にステロイドや痛みどめなどの薬を使用している方は、
当然ですが、だんだん強い薬が必要になります。
薬が効かなくなった方こそ、お灸をおススメします。
解毒のお灸ポイントもありますから。
このツボ、私が病院勤務時代に抗癌剤で苦しんでいる方へしていたツボです。
末期の腎う癌だった母親にもしていたツボです。
首から下、すべて癌が転移の状態でしたが、
亡くなる前日まで1人でシャワーに入れるほどでした。
鍼治療とお灸で解毒ができたと思っています。
また、痛みのコントロールもできたと考えています。
私の院に来られている方でステロイドを使っている方には
必ずしているツボですので、ご安心を。
解毒のツボは、役目を終えた薬を排泄する効果があるというツボです。
身体に薬の成分が溜まり続けると、よくありません。
治療に来ていただいている方は、聞いてください。
ご希望の方へは印をつけますよ。
お灸の会社の「 せんねん灸 」も女性向きのお灸を出しています。
左は私が患者さんいすすめる、ソフト灸。
右はアロマ灸。お香のような匂いで、皮膚面につく台座が、
上手く改良されていて、熱さがうまく調整されています。
お灸の初心者向きという感じです。
(お灸に慣れている人には物足りないかも)
鍼灸師がするお灸はこいう感じです。
モデルは私です。 少しお見苦しいですがご勘弁を・・・
米粒の半分ぐらいの大きさです。
学生時代は、これを1分間に20個つくる実技試験がありました。
「フワッ」と力を抜いて作るのがポイントです。
力を入れて作ると温度が高くなります。
やわらかく作ることで、一瞬で燃えつききるので、熱くはありません。
お灸の下は灸点紙(きゅうてんし)というもので、
これを下に貼ることで、やけどはしません。
女性にお灸、おススメです!