しっかり考えて

今日は哲学の話です。
「哲学」と聞いて「面倒くさそうな内容だな~」と思う方は、
読むのスルーしてください。

 

しかし、誰かに騙される機会が増えると思いますよ。

 

 

この2年間は哲学書を中心に本を読んできました。

 

アリストテレス、プラトン、カント、ヘーゲルなどなど。
特に弁証法を学んでからは、世の中の見方が大きく変わりました。

 

僕にとっては哲学は武器です。
騙されない、信じ込まされない、
自分で考えて行動するために必要なものです。

 

考える力が無い人にとっては、狭い世界しか見ることはできません。
ケン・ウィルバーの言う「フラットランドの住人」になってしまいます。

 

フラットランドの住人とは「平らな世界」しか見えない世界のことです。

 

空も見えないし、底も、横幅もない世界。
「空は青いよ」と言ってもここの住人には見ることはできません。

 

● どちらかしかしていないからよくならない

 

・・・の病気が~のサプリで治った、自然治療で・・・が治った。

~が温めて治った、薬は悪です。

 

または、薬や西洋学しか見えない人、点滴信仰者。

 

どちらかに偏っていませんか?

 

どちらかの治療だけを選び、症状がよくならない人は、
今の状態のままではよくなりません。
何かを足す必要があります。

 

薬を否定して自然治療がすべてだと思うあなたへ

 

自然療法、イメトレ、民間療法だけ、サプリだけで本当になるのか?
治ったという人に実際に会いましたか?

 

 

薬、西洋医学がすべてだと思うあなたへ

 

医者の話すことは正しいのですか?
大学病院の治療法ほうがいいのですか?
個人開業医の病院ではなぜダメですか?

 

大学病院の医者で教授という人は臨床もしっかり診てくれるのですか?
薬だけでリウマチは治るのですか?
本当に一生薬を飲まないといけないのですか?

 

どちらも知った上で、選べば問題はありません。
しかし、片一方しか見えないのはいけません。

 

目は2つあります。
両目を使って世界をみてください。

 

そうでなければ、正しい世界を見ることはできません。

 

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この記事を書いた人

学生時代から京都、大阪の鍼灸整骨院にて4年間修行。
医療法人孝至会みのりクリニック内の東洋医学・リハビリ科にて10年間勤務。医師と協力して延べ3万人に鍼灸施術を行う。
主任を経て大阪府江坂駅前にて鍼灸治療院を開院。

【資格】
・国家資格 (はり師・きゅう師)
・「機能再生士」認定
・日本メンタルヘルス協会
認定基礎心理カウンセラー取得
・日本メンタルヘルス協会
公認心理カウンセラー資格取得

【所属団体】
・一般社団法人 全国鍼灸マッサージ協会 会員

【講演活動】

2015年 関西医療大学にて『「関節リウマチに対する鍼灸治療~メカニズムとエビデンス』講演 
(東京大学医学付属病院リハビリテーション部鍼灸部門主任の粕谷先生と合同)
2015年 明治東洋医学院にて『薬を否定せずに行うリウマチ鍼灸』講演
2017年 平成医療学園にて現場力ステップセミナー主催 『関節リウマチ臨床鍼灸』講演
2017年 (一社)日本生殖鍼灸標準化機関(JISRAM)にて『リウマチについて』講義2021年大阪医療技術学園 痛みの鍼灸 授業・実技を担当

2014年~ 一般向け講座『痛み・リウマチ克服セミナー』主催

【掲載】
2015年 医道の日本誌 専門鍼灸記事 掲載
2015年 明治東洋医学院 入学パンフレット 活躍するOB 取材
2016年 医道の日本誌4月号『関節リウマチ鍼灸』論文掲載