食後の点滴から整骨院で毎日マッサージ、必要か?

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コロナ騒ぎの後、医療も変化しそうです。

どこも悪くないのに、ただ何となく体がだるいというだけで毎日、毎日、病院に点滴を打ってもらいに行っていた人たちは、この騒動でも病院に行っていたのでしょうか?

おそらく、感染を恐れてほとんどの人は行っていないはずです。そもそも、点滴をしなくても生活に支障がでないはず。結局、無駄なことをしていたんだと思うのですよ。

朝ご飯を食べて、点滴をするのは日本ぐらいなもの。

点滴以外にも、病院や整骨院でリハビリと称した、慰安電気マッサージも受けに行く人は減ったはずです。

 おれは、マッサージマシーンや

ぼくは、治療業界に入って今年で26年が経ちました。最初は京都の鍼灸整骨院、その後は枚方、天六の鍼灸整骨院に2年。そして、病院で10年間働き、東洋医学・リハビリ科の主任にもなりました。

26年前、年寄りは健康保険を使って(たしか60歳以上だったと思います)、月初めに500円支払えば、あとは何回行ってもタダでした。

それが、700円になり、1000円になったと記憶しています。(間違っていたらスミマセン)

全身20~30分マッサージを月に500円支払いば毎日受けることができました。これ、本当は整骨院の業務ではありません。整骨院は外傷を扱うところです。打撲、捻挫、骨折、脱臼などしか保険は適応されません。

しかし、それでは患者がこないため、モミモミ全身マッサージ。鍼灸学校の友人で整骨院で見習いをしていた友人たちは、自分のことを「モミ屋」「マッサージマシーン」と言っていました。

 整骨院のモミ屋が終わる

健康保険は、国民みんなが安くない金額を支払っているのに、こういう慰安的なことに使われていることに、当時から疑問を感じていました。

柔整(整骨院の免許)を取得も一時期考えましたが、やっぱり保険の効くモミ屋には魅力を感じなかったので、養成学校には行きませんでした。

こういう保険を使ってタダみたいなことが長く続くわけがありません。徐々に料金も上がっていきました。

1999年以降は、業界では有名な「福岡裁判」の結果、いままで、九州や四国、山陰地方には養成学校がなかったのですが、アチコチに学校ができ、ぼくが学生の時の10倍近い数の学校が全国にできました。

その卒業生たちが、整骨院を開業して保険の取り扱いを行えば、保険の財政は厳しくなります。あれから、20年。今は整骨院も保険を使って、マッサージしてもらうのも厳しくなりました。

亡くなった祖母のタンスの中には湿布の山

これから高齢化、健康保険の料金がこのままで続くとは思えません。

検査、救急医療、難治性の病、手術、こういうことは健康保険を適応しなければいけませんが、点滴や湿布薬なんかどうなんでしょうかね。

湿布薬は以前から保険適応から外すという話がでていますが、医師会が全力で阻止するでしょう。ちなみに、医師会は開業医の団体で大きな病院にいる医師は会にはいません。

湿布薬を出し過ぎても文句をいう人はいませんが、これはみんなの税金ですからね。

生活習慣病、風邪なんか薬を飲まず、漢方や鍼灸で行えば健康保険料を減らすこともできると思うんですがね。

鍼灸、漢方、運動をうまく生活に取り入れていけば、免疫力を上がるし病気の予防にもなります。

アフターコロナの世界で、医療のリミックスをやればいいことあると思うのですが。

そんなことを色々考えています。

JR新大阪駅から大阪メトロで2駅

痛みの疾患・リウマチ・ 抗癌剤の副作用、突発性難聴、不妊が得意な鍼灸院

氣よし鍼灸院

大阪府吹田市豊津町1-14サンマンション江坂407

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