女性ホルモンを鍼灸で整える 水分との関係

 

生理前の黄体期は、イライラ感も強くなり

 

体は水分をためやすく、腸の働きも悪くなり、便秘がちになります。

 
体温が平熱より1度下がるだけで代謝が12%下がり、

免疫も30%下がりことは、生理学的に知られたことです。

 

 

身体の中に水分が停滞しだすと、身体を冷やす原因になります。

身体が冷えれば、水分を捨てて身体を温めるというメカニズムが働きます。

 

 

例えば、寝冷えの下痢、寒くなれば、トイレの回数も多くなりますよね、

これは身体の体温が下がることを避けるためです。

 

 

「 水分はたくさん取ったほうがいい 」 という人もいますが、

これはおススメしません。

 

 

この考えはアメリカから来た考えです。

アメリカは日本に比べて湿度がありませんので、

身体から気化するので、水分は取ったほうがいいのですが、

日本のように高温多湿という環境では、

水分を多くとることは身体にはいいとはいえません。

 

 

毎日2リットル飲んだほうがいいという人もいますが、

これをして、下痢になった人も多いのです。

 

 

もともと、低体温の人が水分を取り過ぎれば、

身体は体温を維持するために、余分な水分を吐き出します。

 

 

自然治癒、自然療法をするにも、国によっての気候や風土も計算にいれるべきです。

そもそも、自然療法はその国々のやり方があるわけですから。

 

 

何でもかんでもやればいいというものではありません。

生理前は水分が関節に停滞を起こして関節の腫れを悪化させています。

また、イライラ感により交感神経も亢進して痛みを強く感じやすくなります。

 

 

来ていただいている方へは、効果があるツボを教えます!

遠慮せずに聞いてください。

生理前に症状が悪化する人は「 お血症 」の人が多い感じがします。

お血についてはまたの機会に書きます。

 

 

水分は必要ですが無理して飲まず、身体が必要としたら飲む程度に・・・・

 

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