鍼灸治療もやはり、進化する必要があるのではないでしょうか?この業界に入って、20年以上経ちました。
20代の学生の頃は、経絡治療や中医学の勉強会に参加しましたが、いつも疑問を感じていました。
特に経絡治療という古典的な鍼治療は当時、取得に10年かかると言わたものです。
この経絡治療というものは、橈骨動脈を触り、肝だとか脾だとか陰陽五行論という東洋医学の伝統的な考えに基づいて、治療を行うものですが、これが、先生によって脈の取り方が全然違います。
学ぶ方にしたら、習得に時間もかかるばかりか先生によって言うことにバラツキがあるため非常に学びづらい思いがありました。
「これって、医学なんか?」
「もっと、理論的にシステマチックなやり方があるのでは?」
そんな疑問が、当時は勉強会に参加するたびに思いました。
別に、経絡治療がいけないというわけではありませんが、なんだか納得できない部分が僕にはありました。
今は、現代医学的な考えに基づいた鍼治療を行っています。
医学毎日進歩しています。
進歩した考えは積極的に取り入れる必要が
あるんじゃないでしょうか?
以前から星状神経節ブロックに興味あったので、昨年からレーザー治療器を購入し、
鍼と併用して行っています。
(こちらは、事前予約が必要で治療費に+500円かかります)
おもに、不妊、妊活中の方におこなっていますが、リウマチのように自己免疫疾患も鍼と併用することで、効果が期待できると思います。
星状神経節以外にも、鍼治療と併用して膝にも直接、照射が可能です。
東洋医学的技術を用いて、治す原理は西洋医学で的に行い、技術的な進歩の部分も取り入れれば、新しい鍼灸治療になるのいでは、ないでしょうか?